Canon Space Travel
衛星本体
超小型人工衛星 CE-SAT-I
打上げ日 2017年6月23日
超小型人工衛星 CE-SAT-IIB
打上げ日 2020年10月29日
キヤノンは、宇宙や地球の写真を撮るために、光学、精密加工、生産技術などの様々な技術を活かし、宇宙空間で適用する部品の新規開発から手掛け、衛星本体の小型化を実現しています。
衛星搭載用望遠鏡
軌道上から地上等を高解像度で撮影するための超望遠光学システム（最大口径400mm）
- カセグレン系に補正レンズを加えた独自の高性能光学系
- フォーカシングアクチュエーター採用モデル有り
- 月明り程度の照度下でも夜間撮影可能な超高感度カメラ搭載可能
衛星搭載用コンポーネント類
《アクチュエーター》モーターや 磁性部品の技術を応用した衛星駆動装置
- 磁気トルカ…地球磁場との相互作用にて、人工衛星の姿勢を制御する電磁石アクチュエーター
- リアクションホイール…ホイールを回転させた際の反作用にて、人工衛星の姿勢を制御するアクチュエーター
《センサー》衛星の姿勢を測定する精密機械
- 太陽センサー…太陽光を検出することで、人工衛星上での太陽の位置を決定するセンサー
- スタートラッカー…恒星の方向を検出し、衛星の姿勢を高精度に決定するためのセンサー
- 地磁気センサー…コイルの電流変化を検知することで、地球の磁場を計測するセンサー
- 慣性基準装置･･･角度および角速度を計測するセンサー。複数のジャイロスコープで構成
関連する展示ページはこちら
モビリティ空間把握 ～もっと賢く、よりフレンドリーに～
従来の事業ドメインの枠を超えた新しい領域への技術の応用として、キヤノンの最先端のセンサーやカメラ、さらに新たに開発したモビリティ空間把握技術を搭載することで、自律走行ロボットがもっと賢くよりフレンドリーに人と協調するデモをご覧いただきます。
がん検査をより正確に、より早く ※コンセプト展示
画像診断技術で得られる「大きさ」「形」「陰影」などの情報に、リキッドバイオプシー技術から得られるがんの「性質」の情報を融合することによって、患者さんへの負担が少なく、がんをより正確に、より早く発見することを可能にするキヤノンの「統合解析技術」を紹介します。
夢の医療を現実へ ～再生医療で用いる自家iPS細胞の製造自動化～ ※コンセプト展示
患者さん自身の細胞からつくられたiPS細胞、自家iPS細胞を利用して治療するという夢の再生医療の実現に向けて、キヤノンは低コストかつ安定した品質の自家iPS細胞を自動製造する技術開発で貢献します。
大型望遠鏡ミラー
光学機器事業本部では、半導体露光装置やFPD露光装置用の光学加工・計測技術を活用して、大型望遠鏡用のミラーや人工衛星に搭載する観測装置用のミラー、特殊仕様の光学素子などを製作し、科学や社会インフラの発展に貢献します。
光学描画コンポーネント
「撮る」「描く」を高性能・コンパクトにコンポーネントに凝縮。小型で、高画質、かつ明るさに優れたコンポーネントは、幅広いシーンで快適な映像体験を実現でき、お客様のニーズにお応えします。
高機能コーティング材料
「材料技術」「加工技術」で表面に多彩な機能付与。キヤノン独自のコーティング技術により表面に様々な機能を付与することができます。さらに、独自生産技術（機能生成）によって更なる価値を提供いたします。
その他機能性材料
キヤノンの様々な基盤技術群から生み出され、幅広いビジネス展開を可能にする。コーティング材料の他にも様々な基盤技術群から生み出された機能性材料があります。 新たな価値を提供する、これらの機能性材料の一例をご覧ください。
3Dプリンターセラミックス造形
「材料技術」「加工技術」「設計・シミュレーション」を駆使した新たな造形。複雑な形状の部品も高精度かつ短納期で作製できる3Dプリンター用セラミックス材料です。また、特殊材料のみならず特殊技術による生産（機能生成）でさらなる付加価値を提供できます。
